外壁工事2:外壁改修システム
磁器タイル浮き改修工法 FST工法
外壁(石・タイル・モルタル)改修は三層浮きが基本です。しかし、一般ノズルでは、上部から樹脂を注入するため内部空気が反発し、三層すべてに樹脂を注入することができません。一方、「FST工法」では、FSノズル(多層空隙注入ノズル)を使用し、穿孔時の騒音・振動を低減しながらも、注入位置を可変することができることによって三層以上の層にまで樹脂の完全注入を行います。
磁器タイル浮き改修工法 プレスダウングラウト工法
プレスダウングラウト工法は、PDフレームで注入圧によるはらみを押さえて、注入材を広面積に拡げる50二丁タイル直張り仕上げの浮き補修に最適な工法です。アルミ製フレームで押さえ込むことによって、タイルをそのまま補修することが可能となり、意匠性を損なうことがありません。
コンクリートリフレッシュ工法
半永久的と考えられてきた鉄筋コンクリート構造物も、種々の劣化原因(酸性雨等による中性化による劣化・塩害による劣化等)によって劣化が進行し、ひび割れ、鉄筋腐食および、かぶりコンクリートの浮き等、様々な劣化症状が生じます。劣化が進行すると、コンクリート片落下等による第三者障害・機能低下・構造耐力の低下を引き起こす恐れがあります。リフリート工法では、構造物の劣化症状に応じて仕様を選択し、適切な施工を行うことで健全化します。
外壁工事について